pot.24 お酒を飲んでも世界は変わらない話。
どうもなべたでございます。
みなさんお酒は好きでしょうか。
僕は前世でアルコールと喧嘩に喧嘩を重ねて因縁の関係にあるため、
今世では体が拒絶反応を起こしてしまうんです。
そんな僕とアルコールの物語を聞いてやってくれませんか。
それはお酒を飲めるようになった頃の話です。
僕は自分のことをお酒が飲める人間だと思っていました。
初めてお酒を飲むとき、何も考えずほ○よい1缶をサラッと飲み干しました。
トイレから出られなくなりました(唐突なオチ)
アルコールは僕に牙を向いたのです。
その後1年間部活の飲み会とかもあって、挑戦はしたのですが、
毎回結果は一緒で、アルコールは僕と近づく気は見受けられませんでした。
そしてとある日思ったんです。
「僕はなんのためにアルコールを呑もうとしているのだろうか」
ついにアルコールに歩み寄ることをやめたのです。
それから7年間、僕はアルコールとの絶縁状態を貫きました。
新入社員として入った会社の歓迎会でもスパッとお断り、
それ以降も自家用車で飲み会に向かう強固な姿勢を貫き、
気づけばアルコールアレルギーということになってました(ラッキーすぎる)
そして7年たった今、ふと飲んでみようかなと思ったんです。
今まで「お酒を飲めない自分」「もう7年も飲んでいない自分」という
謎のブランディングにこだわりを持っていたのですが、
30歳を目の前にして、自分の人生何か変えていきたいと思ったんです。
そこでお酒です(なんでやねん)
今まで絶対に飲まないと決めていたお酒を飲めば、
自分の中に何か発見があるのではと。
満を辞して、
夜ご飯にキムチ鍋をたらふく食べて、
牛乳を飲んで胃に膜を張って、
アルコールと7年ぶりに再会しました。
世界はナーンにも変わりませんデシタ。
特別酔っ払うこともなく、
美味しい!ってなるわけでもなく、
トイレに駆け込むこともなく、
ちょっと頭痛くなって、やめるかってなって終わりました。
自分が何か新しいことに挑戦したら、目に見えて、
何かが変わるのかもっていう期待があったんですよね。
まあそんなに人生甘いものでもなく。
お酒を飲んでも僕の世界は変わりませんでした。(タイトル回収)
でもふと思ったんですけど、
僕がお酒を飲んでも世界は変わらなかったけど、
何かに挑戦した僕自身は変わったのかもと(ちょっといいこと言った顔)
ということでアルコールと僕の物語は、
ドラマのように大きな喧嘩もなく、仲良くなる展開もなく、
幕を閉じたのでした。
お酒を飲んでも世界は変わらなかった話改め、
お酒を飲もうとすることで1mmくらいだけ僕が変わった話でした。